刀 () 左信光                         現代刀 福岡県
       

     
     本造り、刃長67.6p
(2尺2寸3分)、反り1.85p(6分1厘)
     元身幅3.09cm、先身幅2.43cm、元重ね6.6o、先重ね5.0o。
     地鉄、柾目肌流れ刃寄り綾杉がかり、地沸つき、鍛えに地景が絡む。
     刃紋、小沸出来、直刃調子に互の目を焼き、長い足よく入り、葉も入り、刃縁に砂流しきりに絡む。
     帽子、浅く乱れ込み、先尖りごころに掃きかけて返る。
     茎、うぶ茎、化粧に大筋違い、栗尻。


※小山信光、明治6年12月26日生まれ、福岡石堂の守次・是利門人で、刀工銘は筑前信国の「信」と、本阿弥
光遜より「光」の字を賜り、左行秀の系統する人からも指導を受けた事により大左にちなんで「左信光」と名乗る
と伝え、昭和14年くらいまでの作刀があるようです。本作刀は月山を彷彿とさせるような綾杉がかった鍛えに直
刃調子に互の目を焼き、古風な作域で見所満載です!




    白鞘・保存刀剣鑑定書付    

    
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